こんにちは!
サイバーエージェントの藤田社長をはじめとする様々な著名人のオススメである「ビジョナリーカンパニー1.2」を読みました!
ビジョナリーカンパニー2をビジョナリーカンパニー1の前に読んだほうが良いと聞いたのでまず2を読んで,その後に1を読みました!
ビジョナリーカンパニー2は,凡庸な企業がいかにして偉大な企業になるか
ビジョナリーカンパニー1は,偉大な企業がいかにして永続的に偉大な企業であり続けられるか
を述べています.
だから,先にビジョナリーカンパニー2を読んだほうが良いわけです.
 

凡庸な企業をいかにして偉大な企業にするか 

■ビジョナリーカンパニー2
先ほども書いたとおり,勉強する順番としてはビジョナリーカンパニー2ビジョナリーカンパニー1です!
なのでまずビジョナリーカンパニー2について!
読み進めると様々な教訓や発見がありますが,
偉大な企業に飛躍するために必要な要点は4つ!!
 
・第5水準のリーダーシップ
・まず適切な人をバスに乗せる
・ストックデールの逆説
・ハリネズミの概念
 

・第5水準のリーダーシップ

まず非常に重要なのは第5水準のリーダーシップです.
それぞれの水準でどのような特性があるのかは本著を読んでください.
一般的に,経営者としては,カリスマ性があり情熱的で周りを引っ張りあげる人間が最適だと考える人が多いと思います.
しかし,実はそのような人間は第4水準であり,企業を飛躍させるには不都合なことが多いのです.
そのような天才的な人間は,ほぼ全て自分の力でできてしまうため周りと協調したり,部下の貴重な意見を聞いたりしません.
天才なのでその人がいるうちは上手くいくかもしれません.
しかし,その天才が去ると崩れ落ちる.もしくは天才は企業のためではなく自分のために企業を売り払って売却益を得ることだって考えられます.
 
第5水準のリーダーシップとは,情熱やカリスマ性を内に秘めていますが,それを公にすることはなく,謙虚で着実に企業を押し上げる人間です.
一見花がないように見えますが,部下の意見を常に聞き,周りと協調しながら企業を大きくしていく.
このようなリーダーシップを持った人間がトップにいることが重要です.
 

・まず適切な人をバスに乗せる

多くの企業では,まずビジョンを決め,目標を定め,それに合う人間を連れてくる・配置するでしょう.
しかし,それは企業を偉大にする上では全くの間違いなのです.
まず,適切な人間を連れてくる,そうすれば自ずとビジョンが決まり,目標に向けて進み始めるのです.
 

・ストックデールの逆説

ストックデールという軍人がいました.彼は,ソ連に捕虜として捕まり,8年もの間,拷問を耐え抜きました.
彼になぜ耐え切れたかと聞くと,絶対にいつかは助かると信じていたからだと言います.
では,耐え切れなかった人たちはどのような人たちかと聞くと,楽観的な人たちだと言います.
そう,これこそがストックデールの逆説です.絶対に助かる・突破できると信じ続けるが,決して楽観視はせず,今の現実を厳しく直視することが大事なのです.
これの信念を常に持ち続けることで偉大な企業への飛躍を達成することができるでしょう.
 

・ハリネズミの概念

ハリネズミとキツネの話があります.キツネは賢く様々な方法でハリネズミを襲おうとします.
一方ハリネズミはキツネほど賢くありません.しかし,キツネがいくら不意をついて襲い掛かろうとしてもハリネズミは丸まってキツネを退散させます.
いつも勝つのはハリネズミなのです.
これは経営においても非常に重要な教訓です.複雑な戦略よりも単純明快な戦略の方が強いのです.
 
 

偉大な企業がいかにして永続的に偉大な企業であり続けられるか

■ビジョナリーカンパニー1
 
 
 
こちらは,取りあげられている企業が誰でも知っている有名企業ばかりでどちらかと言うと,偉大になった企業がその偉大さをいかにして永続させることができるかに焦点が当てられています.ただ,2と非常に近い部分もあり一緒に読んで理解を深めると良いでしょう!
 
ビジョナリーカンパニー2では経営者の特性が主に取りあげられていましたが,1では組織作りや文化が主に取り上げられています.
その中でやはり重要だと思ったポイントを4つに絞ってお伝えします!
 

・時を告げるのではなく時計を作る

経営者の性質に関することで,時を告げるのではなく時計を作るという比喩を用いて表しています.
今の時間がぴったり分かる才能の持ち主が居たとしましょう.その人は周りから称えられるし,大いに尊敬されるかもしれません.
しかし,その人が死んでしまったら価値は0
それよりも今の時間を永遠に告げられる時計を作った方が偉大さは永久に残り続けるでしょう.
 

・カルトのような文化

偉大な企業だからといって,全ての人間に適した環境であるわけはありません.
一部の人間にとっては非常に居心地の良い場所.
それは裏を返せば一部の人間にとっては非常に居心地の悪い場所.
もちろん居心地の悪い人間をこき使っていつまでも働かせるようなことはしません.
ただ,組織を偉大なほど強くするためにはそのような一種宗教的な一体感が必要になってくるのでしょう.
 

・ダーウィンの進化論

偉大な企業はダーウィンの進化論と似た歴史を歩んでいます.
一つの事業や戦略に縛られること無く,多くのことに取り組み,上手くいったものを残す.
日本は少数の事業に絞ってカイゼンを繰り返すスタイルが多いようですが,やはり今の時代の流れの変化についていくためには,ダーウィンの進化論的なスタイルが必要になってくるでしょう.
 

・生え抜きの経営陣

これは,ビジョナリーカンパニー2でも取り上げられていましたが,意外な事実!
長い間偉大な企業であり続ける企業は外部からの経営者は招くことなく生え抜きの経営者のもと経営が行われているようです.
意外ですが,やはり時を告げるのではなく時計を作る姿勢だったり,カルトのような文化を作る上では外部からの経営者ではその人がいくら優秀でも足かせとなってしまうのでしょう. 
 

■まとめ

意外と感覚とは違う素質が必要なのだなーと学びになりました!
要は”組織作り”,”人”を大切にしろ,ビジョンとかアイデアとか製品は二の次だ!ってことですね.あとは派手に目立つな!と.
僕の見解としては,偉大な企業を作る上で”運”という要素も非常に大きく関わっていると思います.
比較対象に入らなかった多くの企業の中にビジョナリーカンパニーになれる素質はあったにもかかわらず,運とタイミングが悪くなれなかった企業は星の数ほどあると思います.運も実力のうちだし,その運という要素も説明が付くのかもしれませんが,運を定量的に説明するのは難しそう...
とにかく,良き経営者として偉大な企業を築きたい人はおすすめの本です!
 
ちなみにオススメのビジネス書・自己啓発書を「厳選21冊!年間200冊読んだ中で本当におすすめできるビジネス書!」にまとめているので良かったらご覧ください!